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タイトル：雛人形 ３月３日は女の子の節句、ひな祭りです。 随分早くからデパートなどの売り場にはお雛様が並んでいました。 お雛様の顔は作者だけでなく時代によっても異なります。 先日、昭和19年頃の作品を拝見する機会がありました。 人形商「丸平」が販売した人形師橋本幸三郎の作品です。 丸平は華族や富豪が娘のために雛人形を特注した店だそうです。 本来は６段飾りですが、ギャラリーでは平飾りにしていました。 丸平は京都ということから男雛が向かって右に置かれていました。 女雛の頭上の飾りは豪華で今まで見たことがありません。 お顔が現在の雛人形とは全く異なります。 五人囃子の白目が少し赤みを帯びており、色気を感じました。 ギャラリーにはこの他に昭和３０年代のお雛様や吊るし雛 そして種々の工夫を凝らしたお雛様が飾られていました。 ちなみにこのギャラリーでは飲み物や軽食も提供しており 薪ストーブで暖をとりながらゆっくりと見ることができました。 （東京小平 ギャラリー青らんぎ） |
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赤毛氈に 映える君たち」 |
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