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タイトル：映画看板 JR青梅駅の地下通路には大きな映画看板が並んでいます。 昔、映画館の上に掛けられていたあの看板です。 駅を出て旧青梅街道を歩くと町中にも沢山あります。 さすがに屋外のものは風雨にさらされ痛んでいますが 街道沿いの昭和レトロ商品博物館にまとめられているものは綺麗です。 懐かしい俳優たちの名前が並んでいます。 時代劇はよく見ました。子供の頃を思い出します。 風呂敷をかぶり棒切れを振り回して遊んでいましたね。 これらの看板には「板観」という署名があります。 板観さんと親しまれ『最後の映画看板師』と言われた久保板観さんです。 青梅市出身で３〜４千枚も書いたそうです。 名前の「板観」は看板の文字順を入れ替え さらに横山大観の観を借用したそうで茶目っ気がありますね。 先月、板観さんの訃報が新聞に載りました。 今現在も書き続けられていたので惜しむ声が多くあります。 街道沿いには追悼メーッセージを書く記帳台が置かれていました。 ご冥福をお祈りいたします。 （東京 青梅） |
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