タイトル ：スペイン紀行
梅雨空の日本を離れ、乾燥した空気が心地よいスペインへ
・降り立った空港の天井はガウディ調に曲面が重なり
いかにもスペインらしく旅の楽しみを予感させてくれた
・プラド美術館にはエル・グレコ、ベラスケス、ゴヤなどの作品が
展示され、その所蔵品は世界のトップレベルであろう
・スペイン広場にはドン・キホーテが愛馬ロシナンテに乗り
サンチョ・パンサを従えた勇姿があった
・ローマ時代の水道橋遺跡は規模が長大で圧倒された
現存するものの中でも屈指のものであろう
・古都トレドはマドリード以前の首都であり紀元前からの街である
その立地は蛇行するタホ川を利用した天然の要塞でもあった
・道路の両側にはオリーブ畑と同様にひまわり畑が一面に続いていた
観光用ではなく種を採るためのものである
・洞窟内で踊るジプシーのフラメンコ 激しいテンポのダンスに
圧倒されるとともに、苦悶ともとれる表情が心に残った
・イスラム文化の至宝アルハンブラ宮殿で見かけた美しい少女
猫と戯れる姿が愛らしかった
・新大陸発見か否か 評価が分かれるコロンブスの遺骨は
静かにセビリアの大聖堂に眠っていた
・観光地では子供達の集団に良く出会った
校外授業で来ており、これが終われば長い学期末休暇に入るらしい
・巨匠ガウディの作品では建設中のサグラダファミリアが有名だが
独特の曲線から生き物を連想させるバトリョ邸も魅力がある
・街には観光用に屋根のない二階建てオープンバスが行き交っていた
胴体にはお得意様の国々の国旗が描かれており、日の丸もあった
スペイン滞在中、宮城・岩手地震発生のテロップがＣＮＮで流れたが
その後の報道はされず、欧州ではニュースにならない日本であった
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