タイトル　：　雪の朝

　　　　　　　　　　　　　今年の東京は雪が多い。
　　　　　　　　　　　　　昨年は一度もしなかった雪掻きをもう３回もした。
　　　　　　　　　　　　　しかし雪はすべてのものを白く覆い尽くし
　　　　　　　　　　　　　いつも見慣れている景色を新鮮なものにしてくれる。
　　　　　　　　　　　　　そしてそのモノトーンは日頃の喧噪を沈めてくれる。
　　　　　　　　　　　　　ふと見ると雪が積もった梅の枝に蕾が見られ
　　　　　　　　　　　　　春が近いことを告げていた。

俳句：「雪掻きの　我を見つめる　蕾かな」